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”投資はギャンブルじゃない”のウソ・ホント 誰も教えてくれない本当の違いを解説します

The croupier holds a roulette ball in a casino in his hand. Gambling in a casino.

1. ”投資はギャンブルじゃない”のウソ・ホント 誰も教えてくれない本当の違いを解説します

「投資はギャンブルじゃない」

あなたもそんな情報を目にしたことがあるかもしれません。

しかし、それは半分しか真実ではありません。

本記事では、投資とギャンブルの実態や本質を深く考察しながら、その本当の違いと共通点についてくわしく解説します。

筆者がわずか30歳で投資でセミリタイアした経験も交えた、机上の空論ではない生々しい内容になっています。

投資とギャンブルについて、真実をしっかりと学びたい方はぜひ読み進めてみてくださいね。

 

2. 投資とギャンブルの意味とは?

広辞苑で「投資」と「ギャンブル」の意味を調べてみると以下のようになります。

投資

利益を得る目的で、事業に資金を投下すること。出資。

元本の保全とそれに対する一定の利回りとを目的として貨幣資本を証券(株券および債券)化すること。

ギャンブル

賭けごと。ばくち。投機。

 

また、ギャンブルの定義にある「投機」については以下のような意味になっています。

投機

speculation。損失の危険を冒しながら大きな利益をねらってする行為。やま。

市価の変動を予想して、その差益を得るために行う売買取引。

辞書的な意味で見ると、「利益を狙う」ことが投資とギャンブルの共通点として挙げられるでしょう。

確かに、世間一般的にも、投資やギャンブルには「お金が増やせる」というイメージをお持ちの方が多いでしょう。

一方、投資とギャンブルの違いとしては、「損失に対する姿勢・考え方」が挙げられます。

投資では「元本の保全」という言葉が使われているのに対し、ギャンブルの一定義である投機では「損失の危険を冒しながら」という言葉が用いられているからです。

しかし、これらの辞書的な共通点や違いは、本当に投資やギャンブルの現実に合っているのでしょうか?

いっしょに詳しく検証してみましょう。

 

なお、投資と投機の違いについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

気になる方は読んでみて下さい。

 

3. 投資とギャンブルの3つの共通点とは?

投資とギャンブルには3つの共通点があると考えられます。

共通点は以下のとおりです。

  • どちらにも一定のリスクがある
  • 元手が減ることもある
  • どちらも儲けると気持ちいい、快感が得られる

それぞれ説明していきます。

 

3-1. 投資もギャンブルも一定のリスクを取ってリターンを狙う行為

投資であれば元本、ギャンブルであれば掛け金を失うリスクを取って、リターンを得ようとします。

この点については、みなさん異論ないかと思います。

例えば株式投資の場合、株価によってリターンが変動するので、株価が購入価格よりも下落すると元本が減ってしまいます。

当然、経営破綻などで株価がゼロ円になれば、元本のすべてを失うことになります。

また、ポピュラーなギャンブルの一つである競馬の場合、最初に馬券を購入し、当選しなければ元本がゼロに、当選すればオッズ(倍率)の分リターンを得ることができますね。

つまり、投資・ギャンブル、いずれも元本を一定のリスクにさらす行為であることは間違いないでしょう。

 

3-2. 投資もギャンブルも元手が減ることもある

当たり前にもかかわらず、多くの人が実際に起きてみないと認識しないことが、投資もギャンブルも元手を減らし、損をする可能性があるということです。

例えば、カジノでジャックポットに夢中になって気がつくと、実は持ってきたお金が減っていることに気がつく。

あるいは、夢のような投資方法だと確信してやってみたら普通にお金がすべてなくなってしまった…

この点については、意外なほどに多くの人が認識していませんので要注意です。

あなたは内心、「投資だからかならず利益が出るはずだ」と思い込んでいませんか?

 

3-3. 投資もギャンブルも儲けると気持ち良い

「投資はギャンブルと違って高尚なものだ」という言い方がよくされますが、実際はそうでもありません。

ギャンブルでお金を得る喜びと、投資でお金を得る喜びは同じ快楽中枢を通ると言われています。

そしてこれは、ドラッグやセックスの快感と、仕組みが全く同じです。

意外に知られていませんが、タバコやアルコール、糖質も全く同じシステムで人間は依存してしまいます。

ほとんどの人間がアルコールや甘いものをやめられないように、私たちは本能で投資やギャンブルをしたくなってしまうのです。

この点は、いつも頭の片隅に置いておいた方が良いでしょう。

※参考書籍:Adaptive Markets 適応的市場仮説: 危機の時代の金融常識 アンドリュー・W. ロー

 

4. あなたが100%勘違いしている投資とギャンブルの違い

それでは、ここから本題の投資とギャンブルの違いについてお話したいと思います。

巷では以下のような意見をよく耳にします。

  • 投資は確実・ギャンブルは不確実
  • 投資は長期、ギャンブルは短期で取り組むもの
  • FX・先物・暗号資産はギャンブル
  • 投資は健全・ギャンブルは不健全

しかし、いずれも必ずしも正しいとは言えないのが現実なのです。

それぞれ詳しく考えてみましょう。

 

4-1. 投資は確実?ギャンブルは不確実?

巷では、「投資は確実・ギャンブルは不確実」という言い方をする場合もあります。

しかし、まったくそんなことはありません。

実際には、投資もかなり不確実な世界です。

例えば、サブプライム・ローン(信用度が低い低所得者向け住宅ローン)から始まった2008年の世界金融危機によって、経済の仕組みが崩壊していた可能性は十分考えられました。

今回は、たまたまそうならなかったというだけです。

最近ではコロナウイルスの影響で様々な業界の経済成長が大幅に阻害されました。

経済というものは金融だけではなく、自然災害や地政学的な要素にも当然影響されます。

投資の世界には、「約束された未来」などどこにもないことをしっかりと覚えておきましょう。

しかし、これは別に怖いことではなく、100%上手くいくビジネスが存在しないことやあなたが明日生きている保証が100%無いのと同じことです。

何より大切なのは、それを自覚した上で必要なアクションを取っていくことでしょう。

 

4-2. 投資は長期?・ギャンブルは短期?

「投資は長期・ギャンブルは短期」と言われることもありますが、これも正しくはありません。

パチンコほど結果が出るのが早くないにせよ、投資でも結果的に短い期間の取り組みになることがあります。

例えば、株式にせよ不動産にせよ、あなたの目的の金額になったなら、すぐ売ってしまうのは間違った行為ではありません。

先程も述べたとおり、投資には約束された未来などありません。

株式も不動産も予測できない要素で変動することが頻繁に起きるでしょう。

自分の目標金額になったらさっさと売ってしまうことは、確実に結果を手に入れる選択肢のひとつです。

 

4-3. 株式・債券は投資?FX・先物・暗号資産はギャンブル?

投資対象で投資かギャンブルかは計れません、というか、関係がありません。

例えば、レバレッジをかけたトレーディングのイメージが強いFXも、まったくレバレッジを賭けずに外貨預金的に使うことももちろんできます。

また、株式投資でもデイトレードや短期的な投資をするのであれば、多くの方がイメージするFXのトレーディングとほとんど変わりません。

このように投資対象だけで投資かギャンブルを測ることはできないのです。

なお、投資とトレーディングの違い、そして、違いを踏まえたそれぞれの取り組み方については下記記事でまとめています。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

 

4-4. 投資は健全?ギャンブルは不健全?

投資もギャンブルも取り組み方次第で健全か不健全かが決まるものです。

どちらかが100%健全などということは一切ありません。

また、本記事ではギャンブルで楽しむことを否定するつもりもまったくありません。

むしろ、人生に楽しみがあること自体は素晴らしいことでしょう。

安直な例になるかもしれませんが、成功している経営者の中にもカジノが大好きな人々は多数います。

ギャンブルで満足するのであれば、それはそれで一つの正解なのです。

投資にせよギャンブルにせよ、一番の問題は、自分がどんなゲームをどんな目的で取り組んでいるか自覚していないことです。

例えば、特に使い途がなく、お金を増やすのだけが楽しくて投資している場合、自分が娯楽のために投資しているのを認識したほうが良いでしょう。

一方で、老後やお子さんの高等教育など、具体的な目的に向かって資産づくりをする場合には、必要な金額とタイミングを見据えて正しい方法を選択しなくてはいけません。

この2つのケースでは、取るべき行動が違うのは言うまでもありません。

どんなゲームをしているのか理解することで、目的に向かって正しい判断がしやすくなるのです。

 

5. 投資とギャンブルの本当の3つの違いとは?

ここからは、投資とギャンブルの本当の3つの違いについて紹介していきます。

以下の通りです。

  • 投資はプラスサム、ギャンブルはマイナスサム
  • 投資は明確な目標設定が可能
  • 投資は目標達成のための王道のルールがある

それぞれ説明していきます。

 

5-1. 投資はプラスサム・ギャンブルはマイナスサム

まず、投資は「プラスサムゲーム」です。

プラスサムゲームとは、プレーヤー全員の損益の合計がプラスになっていることです。

過去、全世界の株式市場は上下動はしながらも徐々に成長を続けてきました。

なぜなら、各企業は商品・サービスの開発や改善、マーケティングやコスト削減その他の経営努力を積み重ねて、市場全体として利益を継続的に大きくしてきたからです。

ただし、先ほどもお話したとおり、これは100%あなたが儲かるという意味ではありません。

あくまで、市場全体がこれまでのところは成長してきた、というだけの話です、

一方、ギャンブルは参加者の掛け金を参加者全員で奪い合います。

そして、その総額からは競馬場やカジノなど胴元の手数料が当然差し引かれます。

マイナスサムゲームとは、このようにプレーヤー全員の損益の合計がマイナスになっていることです。

ギャンブルを「ゼロサム」という人もいますが、その場合は胴元の手数料を考慮していないということになります。

 

5-2. 正しい投資には明確なゴール・目的がある

正しい投資には明確なゴール・目的が必要です。

そして、ゴール・目的とは、具体的な使い道です。

なぜなら、増やしたお金は最終的に使わなくては何の意味も無いからです。

あなたは、資産づくりをスタートする時に、具体的な使い道とそれに必要な金額をセットで考えておくべきなのです。

例えば、多くの方は老後やリタイアした後の備えを考えるかと思います。

金融庁は老後には資産2,000万円の保有が必要、という声明を出していますが、これはあなた個人にはあまり関係ありません。

あなたの目指す老後の生活拠点やライフスタイル、老後までに準備できる年数によってまったく状況は違うのです。

例えば、あなたがカリフォルニアに住みたいか、日本の片田舎に住みたいかで必要な金額がまったく違うのは想像に難くないでしょう。

そのように、具体的なゴールを見据えることがとても重要です。

 

5-3. 正しい投資には明確なルールがある

上記のゴールさえあれば、「投資でどんなことをすべきか、どんなことをすべきでないか」というあなたの投資のルールや基準が明確になります。

仮に、10年という期間で2,000万円の資産を形成したいのであれば、それなりに投資金額も増えますしリスクを取る必要もあるでしょう。

これが、まだ時間のある方で30年という期間であれば、投資金額を抑えたり、リスクをさほど取らない選択肢を選んだりできることになります。

あるいは、そもそも必要な金額以上に増やす手段を、時間と手間をかけてやらずに済みます。

これで、あなたの大切な人生の時間をムダな”お金増やし”に浪費することがなくなるのです。

 

6. あなたが”ギャンブル的な”投資をしないための4つのルール

娯楽のためのギャンブルではなく、具体的な目的のための投資をしたい、そう思う方も多いかもしれません。

ここでは、あなたと大切な人の目的のための正しい投資をするためのルールを紹介していきます。

ルールは以下の4つです。

  • 快楽のために投資するならパチンコやカジノの方が良い
  • あなたと大切な人のゴールから計画をつくること
  • 投資の原則・仕組みを理解する
  • 投資におけるメンター・師匠を探す

それぞれ説明していきます。

 

6-1. 快楽のために投資するくらいなら、パチンコやカジノに行くこと

実は結構な比率なのですが、快楽のために投資している人をよく見かけます。

使う目的も特に無いのに、目玉を円マークにして気持ちよくなろうとしている人たちです。

快楽を求めるのは別に良いと思うのですが、それをしたければパチンコやカジノに行ったほうがよほど健全でしょう。

パチンコやカジノ、競馬のようなギャンブルはそもそも娯楽を目的としているので、演出も華やかで「負けたけど楽しかったからいいかな」と思えることがあります。

快楽を求めるのであれば、ギャンブルの方が確実です。

 

6-2. あなたと大切な人のゴールから計画をつくること

具体的なゴールさえあれば、資産づくりの基準が明確になります。

あなた自身、そして、家族などの大切な人とどんな理想の暮らしをしたいのか、衣食住までくわしく考えましょう。

その上で、必要なお金を資産づくりで準備していくのです。

当然ながら、それぞれの家庭が目指すライフスタイルによって生活費は大きく変動します。

また、事業を複数手がけているのであれば、手元の資産はそこまで必要ないかもしれません。

さらに、自分の趣味のコストが小さいのであればその分資産は必要有りませんし、逆にコストが大きい趣味を満喫したい場合はそれなりの資産が必要になります。

繰り返しになりますが、無目的な「タダのお金増やし」には要注意です。

お金は使い切らなければ、稼いだ分の労力や時間が損になります。

以下の記事では、人生におけるお金のデザインの仕方について解説しています。

どのように資産づくりのゴールを設定するべきか、気になる方は読んでみて下さい。

 

6-3. しっかりと投資のルールを学ぶこと

すこし脅かすようですが、正しい投資の方法を知ってもあなたは多分できません。

というのも、正しい投資ほどあなたの欲と恐怖という本能と真逆だからです。

例えば、株式投資で最大のリターンを出したければ、市場全体が大暴落している時に淡々と安い値段で株式を買い集めなくてはなりません。

これは、非常に勇気のいることで、ほとんどの人にはできません。

市況もさることながら、周りの人が誰も株式市場に見向きもしない時に投資しなくてはならないからです。

また、他にも含み損が生じている投資商品を売却する、損切りも資産づくりにおいては大切です。

しかし、売却して損失を確定させることは精神的な痛みを伴います。

いずれも、自分の本能を抑え込む自己規律が必要とされます。

そのため、あなたが想像する以上に、自分が投資でどんなゲームをしているのか、じっくりと学ぶことがとても大切なのです。

 

6-4. 投資の良いメンターから学ぶこと

投資の分野で経験あるメンターから学ぶことも重要です。

メンター自身が資産づくりで成功していることが最低条件、そして、あなたの成功を親身に応援してくれていることも大切な条件です。

一定期間以上、投資で成功している人は、資産をつくるための自分なりのルールを確立できているものです。

まずはそのやり方を真似てみるのがいいでしょう。

我流で試行錯誤を繰り返すような、非効率なやり方はおすすめできません。

時間がかかるばかりか、一生ゴールにたどり着かないこともあるでしょう。

例えば、成功している経営者はビジネスを絶対に成功させるメソッドを、自分の体験を元に作り出しています。

体験や経験というものは実践している本人にしかないもので、ただ勉強しているだけの人間には絶対に得ることができないものです。

当然、成功している方の経験の価値は計り知れないものがあります。

あなたが目指す分野で成功している人から教えてもらうことは最低条件でしょう。

そして、あなたが教えを素直に実践する良き生徒であれば、きっと優良な情報も教えてくれます。

投資のメンターの選び方・探し方についてはこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

投資のメンター

 

7. まとめ:投資とギャンブルの違いを知って、幸せにつながる資産づくりを

本記事では投資とギャンブルの真実の違いを明らかにしながら、幸せにつながる資産づくりの考え方を紹介してきました。

投資にしてもギャンブルにしても、世間一般のイメージに惑わされることなく、自分がどんなゲームでどのような結果を求めているのか、つねに立ち止まって考えてみましょう。

それだけで、あなたの資産づくり、そして、人生の意思決定のクオリティが上がることでしょう。

あなたが、本当に大切にしたいものを大切にできる生き方を選べることを心から願っています。


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八乙女暁
Midas Minds LLC 代表 資産デザイン® 専門家 八乙女暁(やおとめさとる) 投資家/経営コンサルタント/米国公認会計士 30歳で資産10億円以上を得て、セミリタイヤを達成。 その経験とノウハウを活かし、あなただけの自由な時間を手に入れる “ジャストフィット”投資法をみなさまにお教えしています。 時間/お金/場所の「制限ゼロ」の人生を送る仲間を増やしたい、 その夢に向かって、日々活動しています。 著書出版は2冊、3冊目の出版も予定。