本記事のもくじ
2020/05/13 タイトル・本文・目次をリライトしました
0. やらないと絶対損する投資の目的・ゴールを決める3ステップ
そもそも投資を始めるにあたり、なぜ目的やゴールが必要なのでしょうか?
それは、目的やゴールが無ければ、自分に適した投資方法を選択することが全くできないからです。
数限りない投資商品がある中で、「この商品には絶対誰もが投資すべき!」と言い切れるような商品など存在していません。
目標も決めずに投資をすることは、目的の島を記した海図も羅針盤もなく、大海原をさまようようなものです。
よく一定の収益が見込めそうな案件であれば、やたらと投資してしまう方がいますが、この方法だと投資しきった後に自分が望んだ形にならないことに気が付いたり、全くとる必要のないリスクを取ったりしてしまいます。
これは、気づいたら行きたくもない島に漂着してしまったり、座礁して身動きが取れなくなったのと全く同じです。
そのため、このプロセスは良い投資案件を具体的に選択することよりも圧倒的に重要です。
とても大切なのでもう一度言います。
目標を定めることは、良い投資案件を選択することよりも圧倒的に重要です。
先ほどの航海に例えるなら、舵や帆の操作にいくら習熟していても、行先の島が判らなくては運任せの船旅になってしまうということですね。
本記事では、私が作成した無料プレゼントのExcelシートを使いながら、目標を決めていく3つのステップを解説したいと思います。
注:本記事の「投資」は資産形成全般を指すため、スモールビジネスや副業等の事業への投資(自分で起こすもの)を含むものと考えてください。
1. 目的を決めるために「使い途」を考えよう
では、まず行きたい島を明確にしていきましょう。
どうすれば自分の投資の目標を決めることができるのでしょうか?
目標を決めるための黄金ルールがあります。
それは、1に使い途!2に使い途!3に使い途!です。
衣食住のすべてにわたって、「こうなったら最高!」とワクワクしたくなる最高の状態を1のシートの「人生で達成したい最高の使い途」列に書き切りましょう。
「もうどう頑張っても出てこない!」と思えるくらいまで出し切るのが重要です。
そして、どれも今のあなたの状態からかけ離れていても(かけ離れまくっているくらいの方が)良いです。
(むしろかけ離れていなかったら、わざわざ投資に取り組む必要がなくなってしまいます。。)
分野としては、住居 家族 食べ物 旅行・レジャー その他エンターテイメント 社会貢献などになってくるかと思います。
記入欄は100個ありますが、足りないという方は自由に増やしていきましょう。
いまは余裕がないと思う方も、社会貢献や寄付も予め一定額入っている方がより良いです。
例:
両親に毎月xx万円仕送りする
ビル&メリンダ財団にx億円寄付する
山田(あなたのお名前)財団をx億円で作り、子供たちのためにxx
2. 目的のために、どれだけのお金が必要か考えよう
それでは、いま自分が人生で叶えたい目標(使い途)が衣食住にわたってリストアップできたと思います。
次は、それぞれ右側の「金額(万円/年間)」の欄に、年間いくらのお金が必要か記入します。
金額が分からないものは、ネット検索などでできる限り自信が持てる金額を入れておきましょう。
また、数年に一度しかやらないものでしたら、およそ平均した金額を入れておきましょう。
そうすると、あなたが理想の生活にどれだけの「お金」という資源を必要とするか、具体的に見えてくるかと思います。
なお、この際に今の自分の使えるお金とほぼ近くなってしまった方は、1で自分の理想状態に抜けているものを確認してもらえればと思います。
(もし本当に満足している幸せな方であれば、わざわざ労力を使って投資やビジネスをする必要はないかもしれません。。)
3. お金などの資源を得る方法をデザインしよう
ここまでであなたが最高の使い方をするために必要な資源の合計金額が分かりました。
それでは、それをどのような形で得るか、得るための道筋ごとにシート2を使って割り振ってみましょう。
大きくは、
「仕事・ビジネスからの収入(給与や役員報酬/配当)」
「投資からの収入(家賃/配当/利息)」
「投資対象の値上がり益」
の3つです。
※値上がり益は、具体的な値上がりを期待できるものがあった場合のみ。その他の場合は組み込みづらいと思います。
ここでのポイントは、今現在の状態に関係なく、資源を得る道を「デザインする!」ことです。
今度は、航海ではなく、あなたがトップクラスのモデルさんやボディビルダーを目指しているところに例えてみましょう。
それぞれ、今トップクラスの方を参考にして、「ウエストの脂肪をもっと減らしておこう」とか「大胸筋が足りないから強化しよう」など、最高の状態を目標に自分の身体を組み立てていくと思います。
それと同じく、資源を得る道も理想状態から自分で組み上げていくという意識がとても大切です。
それぞれ、現時点ではこれで良いのか自信がなくても良いので、必要な金額と合計が合うようにD列の青い欄に入れてみましょう。
これから投資やビジネスを進めていく中で、どんどん明確になっていきますので、現時点では多少曖昧でも問題ありません。
あなたはまだ到達したことのない島に行こうとしているのに、航路の途中の障害物や天候・海流まで事前にすべて分かることがあるでしょうか?
事前には分からないですし、もっと言うと目的地に達するためであれば、些細な事を全部分かっておく必要すらありません。
なお、もし税金がある程度分かる方は、大まかに税抜の金額であることをイメージしておくと理想的ですね。
実際に使いたい金額なので、税金が引かれていないと足りなくなるわけです。
加えて、サラリーマンなどで時間の制約を受ける場合だと、使い途の金額は稼いでいても使うための時間が無くなる場合もありますので、その点も意識して「デザイン」してみましょう。
4. 投資の目的・ゴールについてのまとめ
ここまでの1-3のプロセスで、投資やビジネスを始めていくための大元の土台が出来上がりました。
投資を始めるにあたり1-3のプロセスをまともにやっている人がほとんどいませんので、それだけで相当に有利に進めていくことができます。
肌感覚ですが、投資を始める8-9割の方は、最終目的地がないので、
「この案件も良いな、その案件も良いな、いやあの案件の方が儲かりそうだな、、、」
と何となく良さそうな案件に目移りしながら、大海原をさまようことになります。
が、ここでゴールを決めているあなたは、違います。
少なくとも
「自分がゴールに達するために合いそうな案件か?」
という判断の土台を持つことができます。
本記事で使ったExcelシートは無料プレゼントしていますので、ぜひ使ってみてくださいね。
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