本記事のもくじ
1. プレミア・トラスト(Premier Trust)の海外一括投資商品とは?
1-1. そもそも海外(オフショア)投資とは?
海外オフショア投資とは、海外のオフショア、あるいは、タックスヘイブンと呼ばれる、投資に対する税金が一切かからないエリアで、中長期的な運用と保全をしてくれる、パッケージ型商品のことです。
本記事では、その中でも プレミア・トラスト(Premier Trust)社が提供する一括投資型商品「プレミア・プリンシパル・プロテクション」について、その特徴と活用方法を記載しています。
なお、プレミア・トラスト(Premier Trust)社の一括投資商品ではなく、積立投資商品について知りたいという方は、下記の参考記事をご覧ください。
1-2. プレミア・トラスト(Premier Trust)社について
商品を開発・提供するプレミア・トラスト(Premier Trust)社、および、親会社のプレミアム・アシュアランスグループ(Premium Assurance Group)の概要については、詳しくこちらで紹介しています。
2. プレミア・トラスト(Premier Trust)海外一括型投資の7つのポイント
2-1. 世界の主要通貨建てで投資をすることができる
プレミア・トラスト(Premier Trust)社が提供する一括投資商品では、「米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル」の4つの主要通貨から、投資する通貨を選択することができます。
これによって、1つの通貨の価値に依存してしまうリスクを減らすことが可能になります。
例えば、日本円しか持っていない方も海外通貨への分散ができますし、米ドルの比重が高いという方でしたら、その他の通貨を選択することもできるでしょう。
なお、選択通貨ごとの最低投資額は以下の通りです。
米ドル | 10,000 |
ユーロ | 6,500 |
英ポンド | 10,000 |
豪ドル | 15,000 |
2-2. 世界の主要な株式市場に幅広く投資できる
投資先としては世界の株式市場と連動する下記5つのインデックスファンドから選択することができます。
ここでの「インデックス」とは「株式指数」の意味で、もっとも日本人に身近なもので言うなら、日経平均がそれにあたります。
インデックスファンドは、ある市場の多数の銘柄に分散して投資をしますので、個別銘柄のリスクを避けながら、市場全体の成長を取り込んでいくことができるのです。
S&P 500 :アメリカの株式市場
MSCI Emerging Markets IMI :各種新興国の株式市場
S&P ASIA 50 :アジアの株式市場
EURO STOXX 50 :ヨーロッパの株式市場
MSCI ACWI IMI :世界中の株式市場
2-3. 元本保証が組み込まれている
プレミア・トラスト(Premier Trust)社が提供する一括投資商品では、100%の元本保証が設けられています。
例えば、株式市場が低迷し、どんなに運用がうまくいかなかったとしても、投資期間が5年/7年/10年かにかかわらず、投資した金額の100%が保証されるということです。
これは、短期的には価格変動が大きい時期もある株式市場への投資としては、投資家にとても有利と言えるでしょう。
(注:元本確保には、積み立てや出金の状況など、一定の条件があります。)
2-4. 運用中に税金がかからない
冒頭でお話した通り、海外(オフショア)投資では運用中の税金がかからないため、途中で運用益を減らすこと無く、効率的に資産をつくっていくことが可能です。
積立型商品と同様になりますので、詳しくはこちらをご覧ください。
2-5. 資産保全のための信託(Trust)機能が組み込まれている
信託(Trust)と聞いて耳馴染みのない方も多いかも知れません。
あなたや家族の運用財産でありながら、信託(Trust)とすることで財産保護や相続を非常に有利に進めることができます。
積立型商品と同様になりますので、詳しくはこちらをご覧ください。
2-6. オンラインですべての手続が完結できる
一括投資商品・積立投資商品を問わず、プレミア・トラスト(Premier Trust)社のすべての商品では、PAグループ傘下のリンクペイ社(LyncPay)が、投資家であるあなたへのレポーティングや管理の機能を担っています。
上記の機能はすべてオンライン化されていますので、あなたが手続きのために海外に渡航したりする必要はありません。
ただし、一定程度の英語の理解やそもそもスタートする前の計画づくりが必要になりますので、国内にサポートしてくれるパートナーを持つことが重要でしょう。
2-7. 高機能にもかかわらず、リーズナブルな手数料体系
プレミア・トラスト(Premier Trust)一括投資商品では、他の通常の金融商品と同じく、一定の手数料が発生します。
具体的には、以下の4つの手数料が運用益などから差し引かれます。
事務管理費用 | 5年契約:時価総額に対して年間1.8%
7年契約:時価総額に対して年間1.68% 10年契約:時価総額に対して年間1.5996% |
口座管理手数料 | 時価総額に対して月間0.125% |
プラン手数料 | 年間 50USD |
クレジットカード手数料 * | 1.5% |
* クレジットカード手数料は、投資額の拠出にカードを使用した場合のみ
プレミア・トラスト(Premier Trust)社の一括投資商品は、国内の通常の投資商品や保険商品と比べると、オフショア運用のメリットや元本保証・信託などの高い機能を持っています。
その高い機能を比較すると、上記の手数料はリーズナブルとも言えるでしょう。
3. プレミア・トラスト(Premier Trust)一括投資商品の運用シミュレーション
それでは、実際にプレミア・トラスト(Premier Trust)で一括投資を行った場合の運用パフォーマンスを見てみましょう。
今回は、一括投資額「10万米ドル(約1,100万円)」と「20万米ドル(約2,200万円)」で投資し、それぞれ「年利6%」と「年利9%」で10年間運用すると仮定した場合の4つのケースを見てみましょう。
一括投資額10万ドル/利回り年6%の場合
まずは、一括で10万米ドルを投資し、年間6%の利回りが出た場合の運用結果を見てみましょう。
(出所)筆者作成 /「運用益」は各種手数料控除後
下の青い棒グラフがあなたが投資した「投資額」、そして、上のオレンジの棒グラフが運用による利益「運用益」です。
10年間、年利6%で投資を続けると、手数料控除後で約16万米ドル、一括投資額に対して約1.6倍の総額を受け取れることになります。
一括投資額10万ドル/利回り年9%の場合
次に、10万米ドルを一括で投資し、平均して年間9%の利回りが出たと仮定した場合のシミュレーションを見てみましょう。
(出所)筆者作成 /「運用益」は各種手数料控除後
当然ながら、運用益を示すオレンジのバーの伸びは年利6%の場合と比べて、かなり大きくなります。
結果として、10年後に手数料控除後で約21万米ドル、一括投資額に対して約2.1倍の総額を受け取れることになります。
一括投資額20万ドル/利回り年6%の場合
つづいて、積立額を2倍の20万米ドルとし、利回り6%で10年間運用できた場合を見てみましょう。
(出所)筆者作成 /「運用益」は各種手数料控除後
10年間、年利6%で投資を続けると、手数料控除後で約32万米ドル、一括投資額に対して約1.6倍の総額を受け取れることになります。
一括投資額20万ドル/利回り年9%の場合
さらに、同じく20万米ドルの一括投資額を、利回り9%で運用できたケースを考えてみましょう。
(出所)筆者作成 /「運用益」は各種手数料控除後
9%複利の効果で、10年後の総額は約43万米ドル、総額が積立額の約2.1倍になっていることがわかると思います。
(注:いずれのシミュレーションも、運用が終了した後の税金については考慮しておりません。運用終了後の税金は、受取時にあなたやご家族がお住まいの国や受取時の税制により条件が異なります。)
4. プレミア・トラスト(Premier Trust)一括投資商品はどんな活用ができるの?
それでは、プレミア・トラスト(Premier Trust)一括投資商品はどんな活用に向いている商品なのか、具体的な活用方法についてお話したいと思います。
4-1. 眠っている預金の保全・運用
日本では、余剰資金を投資しようという発想が少なく、普通のサラリーマンの方などでも、数千万円単位のご預金をお持ちの方も多いようです。
このような眠っている多額の預金は、低金利政策で金利がつかないばかりではなく、インフレ(物価上昇)により、その「価値」が目減りしてしまいます。
例えば、1000万円という残高の数字は同じだったとしても、10年後には実際に買えるものが大きく減ってしまい、実際の価値が下がります。
そのため、余剰資金は必ず何らかの形で運用して、価値を守る必要があります。
そのような場合に、一括投資商品を活用することで、インフレ(物価上昇)から価値を「守る」ことができます。
なお、日本人は投資と言うと、とかく「増やす」ことだけを考えがちですが、実際にはまず「守る」のが投資の一番の基本です。
4-2. 相続対策への活用
2-4. 資産保全のための信託機能を活用することで、状況に応じて柔軟に相続計画を立てられるようになります。
具体的には、運用している信託財産は、法的にあなたやあなたの家族と「別物扱い」になります。
ゆえに、あなたに万が一の事があったとしても、あなたの家族に強制的に相続されることはありません。
そのため、あなたの大切な家族はその時々の状況に合わせて、運用の継続や一部引き出し、解約など適切な対応が選べるようになります。
この機能があることで、あなたのつくった大切な資産もさることながら、資産を受け継ぐ大切な家族を守ることにつながりますね。
4-3. 積立投資との組み合わせ
iDeCoやNISAなどを使った投資信託の積立、あるいは、その他の海外商品を活用した積立をしている、という方もいらっしゃるかも知れません。
そのような方には、定期的な積立投資は日々のお仕事などの収入から、そして、一括商品への投資は手元に余っている資金から、組み合わせて投資する方法も良いでしょう。
性質の異なる商品に分散されることで、全体として運用パフォーマンスを安定させることができます。
さらに、プレミア・トラスト一括投資商品の「元本保証」の機能も活かして、あなたの理想とするポートフォリオ(投資商品の組み合わせ)に近づけることもできるでしょう。
5. プレミア・トラスト(Premier Trust)一括投資商品のまとめ
いかがだったでしょうか?
ぜひ正しい海外投資の知識と考え方を身につけて、ご自身と大切なご家族のために投資や資産形成を進めてみてください。
また、もっと詳しく海外積み立て投資について知りたい!という方がもしいらっしゃいましたら、下記のボタンから無料の相談に申し込んでみてくださいね。
(Disclaimer)本記事は、純粋な情報提供を目的としたものであり、投資助言・代理業における投資助言を目的としたものではありません。金融商品の価値判断、値動きの予測を助言すること、また、金融商品の具体的な推奨、売買のタイミング、売買価格の決定等について、具体的なアドバイスを行うことは一切ございません。本記事に含まれる各種シミュレーションは、投資の結果を保証するものでは一切ありません。
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