【まるわかり】海外オフショア投資のメリット・デメリットのすべて

1. はじめに:海外投資とは?

「海外投資」と聞いて、敷居が高そうに感じる方も多くいるかも知れません。

しかし、海外の情報が自由に入ってくる現代においては、正しく知ることも簡単になってきています。

また、海外投資には、投資や資産形成で成功したい人にとって、知っておくべき数多くのメリットがあります。

 

本記事では、私が投資家として30歳でセミリタイヤした経験をもとに、海外投資のメリット・デメリットについて、わかりやすく説明したいと思います。

 

なお、本記事の「海外投資」とは、「商品を購入した国や金融機関の場所にかかわらず、はば広く日本以外の投資先に資金を投資すること」とします。

 

2. 海外投資のメリット

2-1. 運用収益のポテンシャルが高い

1つ目のメリットは「運用収益のポテンシャルが高い」ということです。

まずは、下のグラフを見てみましょう。

この「MSCIコクサイ」とは、世界中の株式にバランス良く投資した結果、どのようにあなたのお金が増えるかを示したものです。

最近15年くらいで約4倍になっていることがわかるかと思います。

 

一方、日本国内の代表的な株価指数である日経平均についても、同じ期間で見てみましょう。

残念ながら、世界中の株式の成長とは対象的に、未だ1990年バブル時の約39,000円まで戻りきっていません。。

 

このように、日本だけではなく世界中の投資チャンスにアクセスすることで、日本国内では得られない運用収益を得られる可能性を高めることができます。

 

2-2. 販売/信託手数料が安い

まずは、運用商品の基本的な構造をまとめた下の図を見てみてください。

国内や海外を問わず、投資信託やファンドと呼ばれる商品では、あなたがひとつひとつ商品を選ばなくて良い代わりに、あなたの商品購入やあなたの運用のために手数料が発生します。

そして、大切なことはその各種手数料はどこから差し引かれるのか、ということです。

ーそう、あなたの投資の「収益(リターン)」「元本(元手)」しかありません。

 

つまり、販売/信託手数料とは、商品の【マイナス利回り】になるのです。

特に、数年、あるいは、数十年以上の中長期の投資を行う場合には、手数料の差はとても大きなリターンの違いにつながります。

 

金融技術が進んでいる海外の優良商品では、この手数料がきわめて安いことが魅力です。

一方、日本は金融分野では大きく遅れを取っており、高い手数料で「売る人(証券会社や銀行)だけが儲かる」状態となっている商品がまだまだ多くあります。

 

(参考記事)

【必見】あなたが投資信託で大損してしまう5つの理由

 

2-3. 複利運用に向いている商品が多い

海外の金融商品では、投資の利益を再投資して「雪だるま式」に増やす「複利運用」をすることを前提に、商品設計されていることが多いものです。

 

例えば、年利8%の運用であれば、下記のような結果になります。

単利(ブルーのライン)であれば、約30年で2倍だったところ、複利(オレンジのライン)であれば、約30年で10倍近くに増やすことができるのです。

このような複利運用により、さらに投資リターンのポテンシャルを高めることが可能になります。

 

また、2-2でお話した「販売/信託手数料の安さ」も加わることで、運用の途中で差し引かれる金額が小さくなるため、より複利効果を高めることができます。

 

(参考記事)

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2-4. 投資先のエリア分散ができる

当然ですが、日本国内だけに投資をしていれば、国内の株式や不動産、その他の経済環境に結果が左右されてしまいます。

しかし、日本だけでなく、幅広く海外にも投資をすることで、特定のエリアだけに投資するリスクを抑えることができます。

 

2-5. 投資する通貨の分散ができる

海外投資では、商品によってさまざまな通貨(米ドル/ユーロ/スイスフランなど)に分散して投資をすることができます。

日本円だけで投資をしている場合、日本円の価値がインフレ(物価上昇)などで下がった場合、その影響をまともに受けることになります。

例えば、物価が単純に2倍に増えた場合、あなたの預金100万円で買えるモノやサービスは半分になりますので、預金の価値が半分になった、ということになります。

 

海外投資を通じて通貨を分散しておくことで、このような特定の通貨のリスクを抑えることができるのです。

 

2-6. 資産の保全がしやすい

日本人は、低金利時代が長いこともあって、とにかく「投資とは増やすこと」と思いがちですが、そもそも国家や金融機関の破綻などで投資の元手がなくなってしまっては元も子もありません。

海外の有力投資家は、まずしっかり資産の価値を守ることに徹しています。

その意味で、グローバルに資産分散できる海外投資には、大きなメリットがあります。

 

特に、国家債務世界ナンバーワン、まぎれもなく財政不健全な日本国内に、すべての資産を置いておくことは、大きなリスクであると考えたほうが良いでしょう。

 

2-7. オフショア税制により税金の優遇を受けられる

一部の海外投資商品には、「オフショア」や「タックスヘイブン」などと呼ばれる、投資に対する税金が特別に優遇された地域で運用してくれるものがあります。

このようなエリアで運用することで、運用している間の課税を受けず、効率的に収益を得ることができるようになります。

 

3. 海外投資のデメリット

3-1. 為替リスクがある

海外投資商品を、外貨で運用する場合、当然ながら為替変動のリスクを取ることになります。

具体的には、例えば米ドルなどの外貨建てでは収益が出ていたとしても、日本円建てではその収益が小さくなる、あるいは、なくなることがあり得ます。

しかしながら、どの通貨を選ぶかにもよりますが、財政がきわめて不健全な日本の円より、中長期では海外通貨の方がむしろ安全と見ることもできますので、リスクと見るかは判断が分かれるところです。

 

3-2. カントリーリスクがある

「カントリーリスク」とは、資産を保管している国の政治・経済などの状況が大きく変化して、資産の価値が危険にさらされること、を意味します。

海外投資においては、資産が保管される国の状況によって、資産の価値が目減りしたり、最悪ゼロになってしまう事態も当然起きる可能性があります。

しかし、これも日本の財政破綻の可能性なども考えると、資産を置いておく国次第では、かえってリスクが減ると見ることもできるでしょう。

 

3-3. 申し込み手続きのハードル

海外投資商品の申込みにおいては、多くは英語の書類が用意されていることがほとんどです。

そのため、申込みや契約のタイミングで、正確な内容を確認できない、あるいは、手続き自体がよくわからないといった状況も発生することがあります。

もし、現地の言語や英語などに明るくない、という方は、日本語のサポート体制がある商品を選ぶことが大切でしょう。

 

なお、当然国や商品にもよりますが、手続きはペーパーレスであることが多く、手続きの流れ自体は日本の商品よりカンタンという場合もあります。

 

4. 日本人も取り組みやすい代表的な海外投資

4-1. 海外投資信託

海外の株式や債券、不動産などに投資をする投資信託(ファンド)です。

日本の証券会社、海外の証券会社、いずれからも商品が発売されています。

 

自分の意思と判断で特定の商品を選び、金額を決めて投資していきます。

どの商品を選ぶ場合も、「2-2. 販売/信託手数料」でお話した、各種手数料が極力安いものを選ぶようにします。

投資中にも、何かあれば解約・換金して、流動性を保つことができます。

一方、解約がカンタンであるために、中長期で投資をしたい場合、あなたの強い意思とある種の鈍感さ(多少値下がりしたくらいで解約しない)がとても大切になります。

 

なお、選べる商品に幅はありますが、購入自体は、日本の証券会社でも、海外の証券会社でも、可能です。

 

4-2. オフショア積立ファンド

投資の税金が優遇されるオフショア地域で、プロのファンドマネジャーが運用してくれるのが「オフショア積立ファンド」です。

パッケージ化されていますので、投資家であるあなたが何か個別に商品を選ぶ必要はありません。

あらかじめ決めておいた金額と年数に従って、ある意味機械的に投資していきます。

 

また、当初に決めた年数を運用することを前提としていますので、早期の解約には一定の制約や手数料が発生する場合があります。

これは、流動性を保つ、という観点では当然マイナスですが、自分の意思とは関係なく中長期の投資を続けやすい、という観点では大きなプラスになります。

(投資の世界では、自分の決めた投資を決めた通りに確実に続けられる人が本当に少ないものです…)

 

さらに、商品によっては、トラスト(信託)など自分の資産を有効に守ってくれる高い機能がついている場合もあります。

※注:トラスト(信託)とは、法的にあなたのファンドを「別のサイフ」とすることです。例えば、あなたが万一自己破産などしてしまった場合も資産の差し押さえなどから守ることができます。

 

4-3. 海外投資信託とオフショア積立の比較表

 

5. 海外投資のまとめ

いかがだったでしょうか?

当然、個別の商品を正しくチェックする必要がありますが、総じて日本だけに置いておくよりは、資産形成にプラスに働くことが多いように思います。

日本はまだまだ金融が遅れていますので、世界中のチャンスにも目を向けて、ご自身や大切なご家族のためになる資産形成をされてくださいね。

 

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(参考記事)

海外投資が「詐欺」「胡散臭い」と言われる構造的な理由

 

(Disclaimer)本記事は、純粋な情報提供を目的としたものであり、投資助言・代理業における投資助言を目的としたものではありません。金融商品の価値判断、値動きの予測を助言すること、また、金融商品の具体的な推奨、売買のタイミング、売買価格の決定等について、具体的なアドバイスを行うことは一切ございません。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

八乙女暁

Midas Minds LLC 代表 ジャストフィット投資法™ 専門家 八乙女暁(やおとめさとる) 投資家/経営コンサルタント/米国公認会計士 30歳で資産10億円以上を得て、セミリタイヤを達成。 その経験とノウハウを活かし、あなただけの自由な時間を手に入れる “ジャストフィット”投資法をみなさまにお教えしています。 時間/お金/場所の「制限ゼロ」の人生を送る仲間を増やしたい、 その夢に向かって、日々活動しています。 2019年7月に初の著書の出版を予定。