本記事のもくじ
2019/03/01 見出し・更新概要を追加し、全文をリライトしました
2020/01/30 本文をリライトし、タグを追加しました
2020/01/30 見出し・本文をリライトしました
1. はじめに:投資家が絶対知っておくべき、お金の本当の正体
さて、今日は投資家が絶対に知っておくべきお金の本当の正体についてお話ししたいと思います。
私がなぜお金の正体を理解していることが、投資家にとってとても重要だと考えていると思いますか?
それは、正しく理解できているかどうかで、投資家としてのお金や資産の身につき方(増やしたものをきちんと手元に残せるかどうか)、ひいては、お金や資産の増え方そのものがまったく変化してしまうからです。
すべてを数値に表すことはできませんが、理解のレベル次第で数倍や数十倍、あるいは、それ以上変化してもなんの不思議もないのです。
私自身、元々の職業柄、投資商品の評価の仕方など、具体的なスキルやテクニックばかりを学んでいた方の人間でした。
しかし、それだけでは、意外にも資産を大きく増やすことがまったくできなかったのです。
ところが、数年前にお金の正体を正しく理解したことが、ブレイクスルーとなり、結果、私の資産の曲線は爆発的に右肩上がりをはじめることになったのです。
本記事では、そのくらいの大きなインパクトを持つ「お金の正体の考え方」について、わかりやすく解説していきたいと思います。
2. お金の正体についての「2つの答え」
本セクションでは、お金の正体についての「2つの答え」を解説していきたいと思います。
(1) 「情報」
まずは、お金の正体の1つ目についてお話します。
みなさんはお金と聞いて真っ先に何を思い浮かべるでしょうか?
- 紙幣という紙きれのことでしょうか?
- 硬貨という丸い金属片のことでしょうか?
- 銀行口座の通帳の表面のインクのことでしょうか?
- それとも、穴の開いた大きな石や貝殻のことでしょうか??
・・・いいえ、1つ目の正解は、ただの「情報」です。
紙幣や硬貨は、「特定の額面価値が認められている」という情報です。
(例:1万円の日本銀行券は、1万円の価値があるという情報が記載されています)
メモ紙にすら使いづらい紙に、本来、利用するため・交換するための価値はまったくないのですが、人が価値があるという情報を与えただけなのです。
これは、もちろん大きな石や貝殻でも同じですよね。
銀行残高は、銀行のシステムやサーバー上の情報です。
例えば、A銀行に口座を持つ山田太郎さんは、A銀行の金庫に口座残高分の貨幣や金の延べ棒(?)が保管されているでしょうか。
いいえ、支店123 口座番号4567890 残高1,000,000などの情報がシステムにデータとして記録されているだけです。
そして、データの形をより突き詰めて言うと、ただの0と1の羅列でしかない(!)のです。
(2)「信頼」
次に、お金の定義の2つ目です。
こちらは、お金の起源までさかのぼって考えてみましょう。
今のような貨幣がなかった時、人々はどのように取引をしていたか知っていますか?
「物々交換」というワードが浮かんできた方もいるかも知れません。
惜しいですが、実際は少し違います。
実は、ほとんどどの社会では、わかりやすく言うと「ツケ」で経済取引がされていました。
つまり、米1表、ブタ1頭、ニシン5匹…etc.のような、貸し借りの関係をただ記録していただけだったのです。
経済や会計の用語を使うならば、お互いの債権と債務を記録していただけということになります。
それでは、「ツケ」でモノを取引するときに、しかも、より大きく取引したいときに必要なものは何でしょうか?
そう、2つ目のお金の正体である「信用」なのです。
お互いが借りを返すだけの信用を持つ人物でないと、絶対に取引が成立しなかったのです。
このお金の起源からしても、信用こそお金そのものであるということを理解しておかなくてはいけないのです。
3. 情報や信用であるお金に限界は存在しない
先程までお金の定義「情報」「信用」を見てきましたが、このことにはどんな意味があるのでしょうか?
もっとも重要な意味は、単なる「情報」や「信用」であれば、定義上いくらでも無限に増やせるということです。
まず、あなたの銀行や証券会社の口座の「情報」に何か制限があるでしょうか?
桁がいくら増えたところで、情報量には大した変化が無く、サーバーの中では実質的にどこまでも増やせるのです。
(あなたの口座残高が増えすぎたところで、銀行システムがダウンすることはなさそうですよね。)
そして、情報をいくらでもコピーして増やすことも本来は簡単です。
次に、他人からの「信用」はどこまで増やすことができるでしょうか?
数多くの人と約束通り安定的に取引をしたり、関係をつくったりしていけば、あなたの信用はどうなっていくでしょうか?
そう、特になんの制約もなく、増やしていくことができるはずです。
しかも、銀行残高と同様、そこに上限など存在しないのです。
つまり、「情報」「信用」、どちらのお金の正体からしても、定義上、お金はなんの制限もなく、増やしていくことができるもの(!)なのです。
このことが本当に理解できるようになると、世界の見え方が変わります。
お金が足りない世の中に見えていたものが、お金が溢れかえる世界に見えてくるのです。
こうなると、お金が資産が増えるのもただの時間の問題という状態になっていきます。
4. まとめ:お金の正体を正しく理解して幸せなお金持ちに
- お金の正体は、「情報」「信用」の2つである
- 「情報」「信用」には、定義上、制約や上限はありえないので、お金は本来いくらでも増やしていくことができる
- 上記を理解することで、世界の見え方が変わり、お金や資産を圧倒的に増やしやすいマインドをつくることができる
いかがだったでしょうか?
本Blogでは、投資商品の選び方など、スキルやテクニックのテーマも当然扱いますが、冒頭にお話した私の体験の通り、お金が無限というマインドを持って生活することもかなり重要なのです。
世間と言われていることと違うので、すぐにピンと来ない方もいるかも知れませんが、徐々に自分のマインドを書き換えていっていただければと思います。
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