0. 【良い預け先を選ぶだけでは不十分!】資産を守り抜く究極の方法
みなさんがいろいろな方法で築いた資産、
ー自分が使うため
ー家族や社会のために活かすため
大切に守っていきたいのは多くの人が願うことだと思います。
それでは、いったいどのように守っていくのが一番なのでしょうか。
本記事では、想定しておくべき資産が失われるシナリオと、守るための究極の方法についてお話したいと思います。
1. 安定した預け先を選んでも…
多くの方が思い浮かべる方法が、「より安心できる預け先を選ぶ」ということです。
銀行でも証券会社でも保険会社でも、、、
より資産規模が大きく、
より業績が高く、
より長い業歴を持つ、
ところを選ぶということです。
これ自体は間違いではありません。
が、残念ながら必ずしも充分とは言えません。。
それは、どんなに安定した金融機関に預けようとも、預けた資産があなたのものだから(!)です。
2. 究極の資産防衛方法
あなたの資産が失われるとき
あなたの資産が失われるとき、
ーそれは、金融機関等の預け入れた先が破綻したときだけではありません。
・自分のビジネスが、何らかの理由で破綻してしまったとき
・個人として、何らかの理由で破産してしまったとき
・日常生活や事業で、思いもよらず大きな債務を負ってしまったとき(事故や加害の賠償責任、税金の支払いなど)
こういったことはどんなに起きないよう気をつけている人でも、思いもよらぬ経済の変化などが当然にありえますので、100%避けることは出来ません。
そして、上記のような事態が起きると、あなたの持つ資産は残った債務の支払いのため、強制的に取り上げられてしまう可能性があります。
それでは、どうすれば第三者に取り上げられることを避けられるでしょうか?
ーそれは、資産を自分の持ち物にしないこと(!)です。
他人の持ち物であれば、原則誰も手出しができなくなるのです。
資産を「他人の持ち物」にする方法
それでは、具体的にどうすれば資産を他人の持ち物にできるでしょうか?
私が知る限り最も手軽なのは、「信託」の仕組みが組み込まれた海外の金融商品を活用することです。
「信託」というと少し難しそうですが、自分が資産をコントロールする立場(運用方法や資産を受け取る人などを決める)にありながら、自分自身の所有ではない「信託財産」をつくるということです。
あくまで、資産の所有権はあなたにはなく、信託財産という資産の集まりにあることがポイントです。
そのため、どんなに債権者や政府機関があなたが信託財産として運用する資産を押さえようとしても、そもそもあなたのものではないので手出ししようがないのです。
こうすることで、あなた個人に何が起ころうとも、家族や大切な人のための資産を防衛することができる訳です。
P.S.あまり馴染みがないかもしれませんが、この仕組自体はアメリカなどでは、非常にポピュラーなものです。
(手数料や仕組みの詳細はさておき、日本にも一応多くの信託銀行がありますよね。)
3. まとめ
いかがだったでしょうか?
みなさんも、資産防衛のため「他人のものにしてしまう」という発想をぜひ取り入れてもらえたらと思います。
そして、「他人のものにしてしまう」具体的な手段は、信託財産にする方法自体も無数にありますし、信託以外にもたくさんの工夫ができますので、ぜひ研究してみてくださいね。
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