1. あなたの旦那さんの小遣いに「適正額」なんて無い
夫婦生活をおくる多くの方が、「お小遣い制」の名のもとに、旦那さん(夫)の毎月の自由な支出の上限を決めているようです。
そして、中でも多くの方が、お小遣いの「適正額」は一体いくらくらいなのか、気にすることも多いようです。
しかし、金額がいくらであるか以前に、支出の上限を定めてしまう「お小遣い制」そのものが、あなたの大切な旦那さんに悪影響を与え、家族みんなの繁栄を妨げるものだったとしたらどうでしょう。
家庭生活における「お小遣い制」の是非について、私が30歳でセミリタイヤし、妻と娘と幸せで自由な家庭生活を送るようになった経験をもとにお話したいと思います。
2. お小遣い制があなたの夫に与える悪影響
2-1. 思考が狭まる
「与えられたこの範囲でしかできないな…」
この感覚は、どの1分野だけであっても、幅広い分野で自分に限界を設けるようになります。
サラリーマンの場合、「給与・賞与」という限界に加えて、「お小遣い」という限界が加わることで、どのような分野でもすぐ「これが限界だから・・・やらなくていいや」と思うことが多くなります。
そうすると、ビジネスや日常生活でも、「あれもできない」「これもできない」と、どんどん思考が狭まっていきます。
2-2. 体験が狭まる
また、つねに限界を感じていることで、新しい世界を体験する機会が減っていきます。
「あれもいいや」「これもいいや」と体験したこともないのに、仕事もプライベートも、その他趣味も諦めていくようになります。
こうして、2-1の思考だけでなく、大切なインプットである人生の体験もどんどん限定的になっていきます。
そうすると、残念ながら、いつ話しても同じことばかり言い、いつも同じ行動を繰り返しているつまらないオトコ(!)に変化していくことになります。
2-3. 収入や資産が増えなくなる
さらに、上記のような思考や体験など、あなたの旦那さんの変化が減ることは、収入や資産が増える機会を失うことに直結します。
変化とは、サラリーマンであったとしても、経営者であったとしても、つねにチャンスです。
当然ながら、まったく同じ職場で、まったく同じ働き方をしていれば、給与が上がったり、その他の待遇が良くなったりすることは、いっさいありません。
あなたは、旦那さんがムダ遣いしないように、厳格に小遣い制で管理した結果として、将来の金銭的自由や自分や子どもの可能性を狭めることになります。
2-4. 老化が早まる
加えて、このような変化が少ない人生には、その他にもマイナス要素があります。
ーそれは、実年齢にかかわらず、「圧倒的に」老化が早まるということです。
本記事を執筆時点で32歳の私の周りを見回しても、サラリーマンとして会社から管理され、夫として家庭でも管理され、、、
という状態になっている方は、失礼ながらもう40歳半ば以降と言われても仕方ない外見をしていることが多いです。
・お腹は、ぽっこりビールっ腹、
・肌も、ボロボロでくたびれモード、、
・結果として、スーツ姿もだらしなくなり、、、
などなど。
もしあなたが、日本の多くの方と同じように恋愛結婚(=惚れた相手と結婚する)だったとすると、旦那さんはあなたが惚れたときのカッコ良い姿とは大きくかけ離れていく可能性がとても高くなりますね。
それはきっと、あなたを含む家族のどの方のためにもならないでしょう。
3. 家族みんなのために小遣い制をいますぐ廃止せよ
それでは、お小遣い制を採用しないとしたら、どのような運用をすればよいのでしょうか?
先に、①生活費や投資/資産形成の予算額を先にすべて口座から出してしまい、
②残りを旦那さんも含む家族全員で満足度の高いものに弾力的に使っていくのが良いでしょう。
(参考記事)
【貯金禁止】生活費の銀行口座は毎月”カラッポ”にしてしまおう
お金が家族全員で使うべきことに使われるようになり、全員の満足度が高まっていくようになるでしょう。
決して、旦那さん個別に「あなたは毎月3万円ね」などと毎月の上限を決めてはいけません。
また、満足度の高いことだけに配分するようになりますので、かえってお小遣い制を採用していたときよりも、経費全体が減る可能性すらあるでしょう。
(なお、上記の参考記事でも書いていますが、漠然とした不安による使いみちの無い貯金は、原則まったく要りませんので、注意するようにしましょう。)
さらに、自分と家族のために、お金を守り、増やすすべをより具体的に学びたいという方は、本記事下段から無料のセミナー動画とE-bookを配布していますので、ぜひダウンロードしてみてください。
私も含めて、オトコなんてみな何歳になってもバカな生き物なのですから、賢い女性にかわいがって伸ばしてやっていただきたいものです。
私自身も、いい意味で妻に好き勝手させてもらえたからこそ、セミリタイヤし、いまの幸せな生活があると思っています。
本当に妻には心から感謝です。
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